専業トレーダーの孤独な生活

パニック障害を患っていましたが、ほぼ回復しました。SBI証券で取引。ニックネームは賢狼パニ。皆さんからは「ぱにたん」と呼ばれています。2017年3月27日に全財産10万円を握りしめて専業トレーダーに復帰しましたが再び退場です。8月16日にトレーダーに復帰します。専業です。

経歴

2017/07/16(日)昔話 第16話 「中小企業」

昔話16話

今回のお話の登場人物

賢狼パニ(・∀・)

賢狼が3号支店で勤務を始めて最初の年末です。年末といえば忘年会ですが、支店長になると取引先を一同に集めて忘年会を開催したりと、本社の平社員時代とは比較できないほど会社外での業務が増えます。お酒を全く飲まない賢狼パニですが、飲めない人でも割と快適にお酒の席を過ごせる時代になってきました。

下戸に快適な世の中

昭和の時代にはサラリーマンは下戸でも無理をして飲むのが当然といった風潮でしたが、平成の世はその点が違います。日本社会が成熟するにつれて、他人に無理強いをして飲酒を勧めるのはパワハラ(パワーハラスメント)に該当するので、「わっちはお酒が飲めません」と一言、言えばそれで済むのです。

賢狼パニ(・∀・) 「オレンジジュースをお願いします」

身長180センチの大型人間な賢狼パニですが、体格に似合わずアルコールを摂取するとコップ一杯のビールでも「ふうふう、苦しい」となってしまいます。実は本社勤務の頃に会社の慰安旅行で調子に乗ってビールをジョッキで飲んだことがありました。その後に上司と一緒に温泉に浸かっていると、

上司(^ω^)  「おい、パニ。お前の背中に紫色の斑点が無数に出ているぞ。どうやらお前はアルコールを消化する酵素が少ない体質みたいだから、注意した方がいいかもしれんな」

と、言われたのです。どうりで簡単に酔っぱらってしまう訳です。酔っぱらうというのは正確な表現ではなく、酔いが回る前に、気分が悪くなってしまうのですから「あ〜暑い。ビール飲みて〜」みたいな気持には全くなりせん(´・ω・`)

業界団体の忘年会に出席

業界団体の忘年会は、基本的に社長さんが出席する忘年会です。本来は社長が出席するのが通例ですが、多忙な社長は代理として賢狼に忘年会へ出席するように伝達をしてきました。

賢狼パニ(・∀・) 「ああ、めんどくさいなあ。夜18時からの忘年会だけどお開きが深夜2時頃だって聞いてるし、そんな暇があったらアニメをみたいなあ」

と、渋々ですが忘年会会場へ顔を出します。しかし、意外とこれが有意義な時間だったのです。普段は接することのない会社経営者の方々と話をすると、自分の知らない価値観や判断基準のお話を聞けたりして、とても刺激的だったのです。

賢狼パニ(・∀・) 「ははあ、社長は多忙を理由にわっちを代理出席させたけど、この場で何かを学べという意図があるんだな。忘年会に出席している人も凄いけど、うちの社長も凄いや」

このような感じで、平社員時代には「仕事=働くこと=賃金を得ること」と思っていましたが、経営幹部として会社の経営や運営に携わると「仕事=自分の成長=理解度を深める」という考えになるから不思議なものです。ポジションが社員を育てるといいますが、まさにその通りだと3号支店の支店長になって、その言葉の意味を身をもって体験出来ました。

賢狼パニ(・∀・)の働いていた業界

賢狼の勤めていた業界では基本的に支店展開などはしません。一国一城の主でも十分に儲かりますし、手広く業務をするにはリスクが高過ぎるのです。社長をやっていれば年収は2000万円以上になりますが、膨大な業務と労務を管理するのが大変なのです。支店を作って手広く運営できれば社長の所得も倍増すると考えるかもしれませんが、決してそうではないのです。

この昔話シリーズでも支店長がジャンプ(業界用語で突発退職)する様子を書いていますが、会社の経営者になりたいと自分で考えて事業を興し社長になった人と、普通の勤め人として入社して会社の役員になった人とでは、資質が根本的に違うのです。社長は会社の債務に対して個人保障をしていますから、会社が倒産したり事業が傾けば、社長の個人資産は全て失ってしまう危機に瀕し、更に多額の負債まで抱え込むリスクがありますが、雇われ人の支店長は所詮ただの勤め人ですから、逃げ出すことが容易なのです。

会社組織を大きくすると、本部機能など小規模の会社には必要のなかった間接部署の設置が必要になりますし、何よりも大量の社員を雇用するのが困難になってきます。大企業では黙っていても求職者が殺到しますが、中小企業は常に人材難に悩まされます。高給を払えば人はいくらでも集まりますが、それだと収益が出ません。また、高給を払ってもそれに見合っただけの仕事内容を消化できるほど優秀な人材が集まる保証はどこにもないのです。中小企業は会社の社会的ステータスも高くありませんから、献身的に働く社員を発掘するのは大企業に比べて不利なのです。

ラーメン屋を想像してみてください

美味しいラーメン店は日本には無数にあります。でも、その殆どが個人経営のお店です。よくても、その地域に二号店が存在する程度の規模が大半ではないでしょうか?天下一品や一風堂みたいに、全国展開する規模までラーメン店を大きくするのは、ラーメンの味も大事ですがそれ以上に企業経営と運営の手腕が必要なのです。規模を大きくする過程で間接部門の設立が必要となり、これを失敗すると本業の収益を吹き飛ばしてしまう事が起こってしまうのです。

賢狼の会社も基本的には支店展開に向いていません。しかし社長にはそれでもチャレンジしたいという夢があるから支店を設立するのですが、2号支店や3号支店の支店長みたいにジャンプしてしまうケースが多いのも中小企業の現状なのです。産みの苦しみと言えば適切かもしれません。

この記事の拍手コメント

2017.07.16 10:32 名無しさん
こんにちわ 生活コストについて教えていただきありがとうございました 日曜月曜とパチンコに勝ったら、専業に大きく前進ですね 楽しみにしています 暑い中お体ご自愛ください
 
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2017/06/11(日)昔話 第15話 「高齢社(笑)」

昔話シリーズタイトル

今回のお話の登場人物

賢狼パニ(・∀・) 
元支店長Y(`ハ´ )

社長の目の届かない3号支店で支店長として勤務を開始した賢狼でしたが、問題は山積みです。そうはいっても会社経営で最も重要な要素とは人材です。人材が全てと明言しても過言でありません。崩壊しかけている3号支店の立て直しには優秀な社員を雇用するか、今いるスタッフに教育をして戦力化するかの二拓しかありません。

元支店長の不正の後始末

わっちが赴任して一カ月の間に、二名の解雇者と三名の退職者がでました。退職者は元支店長Y(`ハ´ )が在籍していた時点で退職することが決まっていた3名ですから彼らの意思を尊重して留意をお願いすることはしませんでした。二名の解雇者に関しては事務系の社員です。彼らは事務所内で元支店長Y(`ハ´ )とかなり長い時間を過ごしていたので、不正に関与していた可能性が濃厚だからです。

解雇者二名が金銭的な不正に直接関与していたかどうかは、証拠がないので白黒の判別は出来ませんでしたが、元支店長Y(`ハ´ )の指示で経理帳簿や銀行口座の管理をしていたのですから、様子がおかしい事は理解していた筈です。その部分に関して賢狼は彼らにこのように聞きました。

賢狼パニ(・∀・) 「はっきりいって、君たちが不正に関与していたかどうかを元支店長が消息不明のままでは証明する方法がない。しかし、様子がおかしいのは明確に分かっていたはずだ。わっちがちょっと調べただけでも、月末月初に入金が確認される取引先の小切手が、なぜ15日に普通口座に入金されている?複写式の預金口座入金伝票では君たちの筆跡が確認できているが、この会社の経理に携わっていれば15日に入金は絶対に不自然だと分かる筈だよね?この点に関して何か反論はありますか?」

事務経理社員2名 「・・・」

賢狼パニ(・∀・) 「あと、君たちの成果給に関しても不自然です。内勤社員に営業手当が付いているけど、それってありえないよね?挙句の果てに意味不明な領収書が多数出てきているけど、決済承認確認欄になんで君たちのサインがあるの?この決済承認は支店長しかできないでしょう?それらを考慮するとわっちは君たちと一緒に仕事をする気になれないし、この会社で君たちが働くポジションは無いと思います。」

事務経理社員2名 「・・・」

賢狼パニ(・∀・) 「正直なはなし、現在は目の前の通常業務をこなすので精一杯で、これ以上、内部調査に時間を割く訳にはいかないのです。不正に関しての調査は中止とするので過去の不正は不問とする代わりに、あなた方の雇用も継続出来ませんがそれでよろしいでしょうか?」

事務経理社員2名 「はい。その方向でお願いします」

このような温情判決の形で事務経理社員の二名は会社を去っていきました。これで都合5名の退職者です。問題はここからです。新規に量産型を雇用するにしても戦力化できるまでには時間がかかります。こうなると、賢狼が得意とする既存スタッフの再戦力化しかありません。そこで目を付けたのが高齢スタッフの再活用です。

賢狼が選択したのは既存戦力のレベルアップ

幸いにも3号支店には60歳女性社員と65歳男性社員がいました。元支店長Y(`ハ´ )とは反りが合わずに冷遇されていた彼らですが、一番熱心に働いているのは彼らだと賢狼の目には映っていたのです。そこで彼らを事務所の応接室に呼んで面談です。

賢狼パニ(・∀・) 「ぶっちゃけた話、お二人にはかなり期待しています。そこで提案があるのですが、固定給で35万円をお支払いしますから賢狼の仕事のお手伝いをして貰いたいのです。定年の年齢を越えていますが、72歳までの雇用は約束できますから、どうでしょう?」

60歳と65歳の社員 「 えっ?いいんですか?」

賢狼パニ(・∀・) 「はい。女性の方には経理事務の主任になってもらって、男性の方には営業部長になってもらいます。部下の育成に先輩方の経験と知識を伝えて貰えればと考えています。」

60歳と65歳の社員 「頑張りますので、よろしくお願いします(`・ω・´)」

こうして再出発した3号支店だったのですが、この采配が見事に的中してその一年後には業績も急回復したのです。とくにこの65歳の男性社員は顔の広い人物で、定年退職した友人知人を3号支店に呼び寄せたのですが、恐ろしいくらい営業力のある人物を引っ張ってきたみたいで、その後の3号支店は営業面で快進撃を続けたのです。

社員の半数が60歳以上の、一見するとなんだか老人クラブみたいな会社になってしまったのですが、高齢者には若手にない粘りがありますから簡単には諦めたりしません。勤務時間と休日の間隔に配慮さえすれば、目を見張る成果をあげてきます。若手社員もこの65歳の営業部長から指導を受けて、徐々にですが仕事のコツを理解したみたいで、3号支店には活気がみなぎってきたのでした。

文字数昔話シリーズ第15話

次回更新はたぶん日曜日かなφ(.. )

この記事の拍手コメント

2017.06.11 18:36 名無しさん
面白いけどみじけーよ 面白いからこそ短いと感じるのかもしれないけど

賢狼パニ(・∀・) 「文字数のカウント掲載を忘れていたので文字数をチェックしたところ、たしかに2000文字でした。これは小説などと比較するとちょっと短かったと反省しています。ただ、この昔話シリーズは一時間で800文字程度しか書けない内容なので、これでもかなり頑張っているのです。今後はもっと頑張ります(`・ω・´) 」
 
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