専業トレーダーの孤独な生活

パニック障害を患っていましたが、ほぼ回復しました。SBI証券で取引。ニックネームは賢狼パニ。皆さんからは「ぱにたん」と呼ばれています。2017年10月13日よりシステム取引による専業トレーダーを目指すことにしました。2018年春の相場復帰を目標にブログを書いたりyoutube動画を作ったりしながら、仕事と貯蓄を頑張りたいと思います(・∀・)

昔話シリーズ

賢狼パニ(ぱにたん)の昔話 第15話 「高齢社(笑)」

昔話シリーズタイトル

今回のお話の登場人物

賢狼パニ(・∀・) 
元支店長Y(`ハ´ )

社長の目の届かない3号支店で支店長として勤務を開始した賢狼でしたが、問題は山積みです。そうはいっても会社経営で最も重要な要素とは人材です。人材が全てと明言しても過言でありません。崩壊しかけている3号支店の立て直しには優秀な社員を雇用するか、今いるスタッフに教育をして戦力化するかの二拓しかありません。

元支店長の不正の後始末

わっちが赴任して一カ月の間に、二名の解雇者と三名の退職者がでました。退職者は元支店長Y(`ハ´ )が在籍していた時点で退職することが決まっていた3名ですから彼らの意思を尊重して留意をお願いすることはしませんでした。二名の解雇者に関しては事務系の社員です。彼らは事務所内で元支店長Y(`ハ´ )とかなり長い時間を過ごしていたので、不正に関与していた可能性が濃厚だからです。

解雇者二名が金銭的な不正に直接関与していたかどうかは、証拠がないので白黒の判別は出来ませんでしたが、元支店長Y(`ハ´ )の指示で経理帳簿や銀行口座の管理をしていたのですから、様子がおかしい事は理解していた筈です。その部分に関して賢狼は彼らにこのように聞きました。

賢狼パニ(・∀・) 「はっきりいって、君たちが不正に関与していたかどうかを元支店長が消息不明のままでは証明する方法がない。しかし、様子がおかしいのは明確に分かっていたはずだ。わっちがちょっと調べただけでも、月末月初に入金が確認される取引先の小切手が、なぜ15日に普通口座に入金されている?複写式の預金口座入金伝票では君たちの筆跡が確認できているが、この会社の経理に携わっていれば15日に入金は絶対に不自然だと分かる筈だよね?この点に関して何か反論はありますか?」

事務経理社員2名 「・・・」

賢狼パニ(・∀・) 「あと、君たちの成果給に関しても不自然です。内勤社員に営業手当が付いているけど、それってありえないよね?挙句の果てに意味不明な領収書が多数出てきているけど、決済承認確認欄になんで君たちのサインがあるの?この決済承認は支店長しかできないでしょう?それらを考慮するとわっちは君たちと一緒に仕事をする気になれないし、この会社で君たちが働くポジションは無いと思います。」

事務経理社員2名 「・・・」

賢狼パニ(・∀・) 「正直なはなし、現在は目の前の通常業務をこなすので精一杯で、これ以上、内部調査に時間を割く訳にはいかないのです。不正に関しての調査は中止とするので過去の不正は不問とする代わりに、あなた方の雇用も継続出来ませんがそれでよろしいでしょうか?」

事務経理社員2名 「はい。その方向でお願いします」

このような温情判決の形で事務経理社員の二名は会社を去っていきました。これで都合5名の退職者です。問題はここからです。新規に量産型を雇用するにしても戦力化できるまでには時間がかかります。こうなると、賢狼が得意とする既存スタッフの再戦力化しかありません。そこで目を付けたのが高齢スタッフの再活用です。

賢狼が選択したのは既存戦力のレベルアップ

幸いにも3号支店には60歳女性社員と65歳男性社員がいました。元支店長Y(`ハ´ )とは反りが合わずに冷遇されていた彼らですが、一番熱心に働いているのは彼らだと賢狼の目には映っていたのです。そこで彼らを事務所の応接室に呼んで面談です。

賢狼パニ(・∀・) 「ぶっちゃけた話、お二人にはかなり期待しています。そこで提案があるのですが、固定給で35万円をお支払いしますから賢狼の仕事のお手伝いをして貰いたいのです。定年の年齢を越えていますが、72歳までの雇用は約束できますから、どうでしょう?」

60歳と65歳の社員 「 えっ?いいんですか?」

賢狼パニ(・∀・) 「はい。女性の方には経理事務の主任になってもらって、男性の方には営業部長になってもらいます。部下の育成に先輩方の経験と知識を伝えて貰えればと考えています。」

60歳と65歳の社員 「頑張りますので、よろしくお願いします(`・ω・´)」

こうして再出発した3号支店だったのですが、この采配が見事に的中してその一年後には業績も急回復したのです。とくにこの65歳の男性社員は顔の広い人物で、定年退職した友人知人を3号支店に呼び寄せたのですが、恐ろしいくらい営業力のある人物を引っ張ってきたみたいで、その後の3号支店は営業面で快進撃を続けたのです。

社員の半数が60歳以上の、一見するとなんだか老人クラブみたいな会社になってしまったのですが、高齢者には若手にない粘りがありますから簡単には諦めたりしません。勤務時間と休日の間隔に配慮さえすれば、目を見張る成果をあげてきます。若手社員もこの65歳の営業部長から指導を受けて、徐々にですが仕事のコツを理解したみたいで、3号支店には活気がみなぎってきたのでした。

文字数昔話シリーズ第15話

次回更新はたぶん日曜日かなφ(.. )

この記事の拍手コメント

2017.06.11 18:36 名無しさん
面白いけどみじけーよ 面白いからこそ短いと感じるのかもしれないけど

賢狼パニ(・∀・) 「文字数のカウント掲載を忘れていたので文字数をチェックしたところ、たしかに2000文字でした。これは小説などと比較するとちょっと短かったと反省しています。ただ、この昔話シリーズは一時間で800文字程度しか書けない内容なので、これでもかなり頑張っているのです。今後はもっと頑張ります(`・ω・´) 」
 
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賢狼パニ(ぱにたん)の昔話 第14話 「500万円」

昔話第14話 タイトル画像

今回のお話の登場人物紹介

架空社員A
消息不明の元支店長Y(`ハ´ )
賢狼パニ(・∀・) 

3号支店赴任2日目の午前11時

社長からの電話連絡で2号支店を出てから、非常事態の3号支店勤務が始まった賢狼です。まだ3号支店勤務2日目ですが、午前中に社長から外線経由で電話連絡が入りました。

賢狼パニ(・∀・) (心の中) (ふふふ。社長も俺の事を信用していないのかな?普段は携帯電話に連絡を入れてくるけど、会社の外線に連絡を入れてくるときは、支店長の所在確認など勤務状況把握の意味合いもあっての外線経由なんだよね。携帯電話の着信だと、今はたまたまコンビニに煙草を買いに来ていますとか、嘘をいくらでも言えるからね)

なんてことを感じながら事務社員が外線電話を保留して受話器を置いたのを確認してから、受話器を取ります。

賢狼パニ(・∀・)  「あ、社長。おはようございま〜す」

社長 「おう、もう二日目だからそっちの業務にもだいぶ慣れただろ?」

賢狼パニ(・∀・)(心の中)(はあ?赴任して24時間しか経ってないから、社員の名前すら覚えていないつ〜の)

賢狼パニ(・∀・) 「はい。昨日は社長が皆にわっちの事を紹介してくれたので、スムーズに馴染めました。ところでご用件はなんでしょうか?」

社長 「お前どの程度、状況を把握したか?」

賢狼パニ(・∀・) 「今朝は、取引銀行の普通口座と当座口座の通帳を午前9時に記帳してきましたから、今は出納帳などの経理帳簿を精査している最中です」

社長 「相変わらずやることが素早いな。さすがうちの会社のエースだよ。お前は」

賢狼パニ(・∀・)(心の中) (おいおい、あなたがきちんと(`ハ´ )を管理していなかったからこうなったんだろ?俺を褒める時は何かあるんだよね)

社長 「ところで今、本社に税理士の先生が来ていて、資金の移動が必要だから当座口座から1000万円ほど本社の決済口座へ午前中に送金手続きをしてくれないか?実印は例の場所にあるから分かるだろ?」

賢狼パニ(・∀・) 「ちょっと待って下さいね。 今通帳を確認します。」

賢狼パニ(・∀・) 「・・・・・」

社長 「どうした?」

賢狼パニ(・∀・) 「当座口座には100万円しかありませんよ」

社長 「じゃあ、普通口座はどうだ?」

賢狼パニ(・∀・) 「約400万円です」

社長 「・・・・・」

賢狼パニ(・∀・) 「ヽ(TдT)ノ」

社長 「しょうがない。今回は本社の資金で決済するから、1000万円送金の話は忘れてくれ。推測だが3号支店は近日中に資金ショートの状態に陥るから、税理士の先生と相談してまた今度連絡する。お前は引き続き会社の資金の流れを調査して結論が出たら本社に顔を出してくれ。頼んだぞ。」

賢狼パニ(・∀・) 「はい、わかりました〜」 

このような感じで危惧していたことが徐々に表面化しようとしています。元支店長Y(`ハ´ )は何かしたのは明白ですが、彼個人だけが原因ではないかもしれません。賢狼は(`ハ´ )と机を並べて数年ほど本社で一緒に仕事をしたことがあるので、彼個人の利益だけの為に不穏なことをするような人物でないことは知っているからです。共に汗を流して同じ釜の飯を食べた同僚です。お互い20代の青春時代を新宿という街で一心不乱に働いてきた戦友なのです。だから賢狼パニ(・∀・)には元支店長Y(`ハ´ )が決して安易に考えて逃げだしたのでは無い事だけは分かるのです。それは、支店長として働く辛さを知っているわっちにはよく理解できます。

それから一週間が経過して見えてきた事実

どうやら元支店長Y(`ハ´ )は個人的に散財していた可能性もありますが、3号支店の社員にも問題があったようです。例えば3号支店の賃金台帳を見ると社員Aに今月も給与が発生していますが、社員Aは3カ月前に既に退職しています。そして社員Aが管理していた顧客が決済不能事故を起こしていたことが、賢狼の内部調査で分かりました。つまり、社員Aは何かしら不正を行い、それが発覚して退職したのでしょう。そしてその金銭的な穴埋めは架空の賃金を社員A名義で発生させて元支店長Y(`ハ´ )が補てんするといった処理を行っていたことが推測されます。

社員Aと元支店長Y(`ハ´ )の関係は分かりませんが、(`ハ´ )の管理能力の甘さもあって、社員Aが不正を行っていたと推測できます。本来なら社員Aには「常に監査をしているから不正は必ず発覚するもの」という認識を植え込まなくてはいけないのですが、(`ハ´ )はそういった社員Aに対する不正抑制の教育を行っていなかったのかも知れません。

社員は誰しも手を抜こうとします。上司が見ていなければ私語をしますし、トイレの中で私用のメールを携帯電話で送信したりします。基本的にはそれらの行為と会社の金銭を盗む行為は同じなのです。前者は勤務時間中に業務を行っていないのに賃金を受け取る詐欺行為になりますし、後者は窃盗罪です。会社に対して損害を与える行為というのは、金銭が直接絡むだけが全てではないのです。

損害や被害を受けた方が損をする世の中

元支店長Y(`ハ´ )は身元もしっかりとしていますので、社長が警察へ届け出る事はないでしょう。法律とは不思議なものでして、犯人を逮捕して刑法(刑事事件として)に訴える事は出来ますが、被害金額などについては民事事件(民法)で起訴をする必要があるのです。 

消息不明の(`ハ´ )ですが、まだ30代前半の若者です。彼の将来の事を考えても、ここで警察へ行くのは得策ではありません。会社的には明確な不明金額を算出して、彼の実家と協議するのが最善の策となるのです。 (`ハ´ )を警察へ訴えると、(`ハ´ )のご両親は当社に対して一切の弁済は行わないでしょう。非公開の形で処理をするからご両親も当社に対して協力してくれる訳でして、刑事告訴されている横領行為は被害額の回収見込みが絶望的な状況だから社会的制裁を与えるために告訴されているのです。

そうはいいましても、500万円の不足金= (`ハ´ )の横領という明確な証拠はありません。結局は、会社が損金として処理するしかないのです。ご両親への請求も事実上は不可能です。 (`ハ´ )が消息不明の状態では被害金額を確定する方法がないからです。

部下のミスは上司の責任

過去記事( 2017/04/25(火) 仕事について思うこと)にも書きましたが、結局は社長の管理能力が甘かったという事になってしまうのです。3号支店の社員に対しても(`ハ´ )のことは、あまり非難するなと賢狼は個人的に通達を出しています。なぜなら(`ハ´ )を非難することは、(`ハ´ )を支店長として任命した社長を非難するのと同等になるからです。

昔話第14話 文字数
 
次回は次の日曜日頃になりますφ(.. )

この記事の拍手コメント

2017.06.04 20:49 nekokuti
勉強になりました。

2017.06.05 13:45 名無しさん
面白かった 私語や私メールは内規に照らすレベルじゃないの?
 
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