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システムトレードも裁量取引と言えます

専業トレーダーの孤独な生活20171202

こんばんわ( ・Д・)

さて、本日も仕事を頑張ってきた賢狼パニ@それなりにシステムトレードについてお勉強中です。しかし、本当のところは勉強や研究をする前から、インヴァスト証券のシストレについては自分なりに理解はしているつもりです。

研究と言うよりは自分の想定内容との「答え合わせ」

まず、システムという言葉から連想できる事柄は、何かしら高度な人工頭脳が常にマーケットを監視して、臨機応変に自動で発注や手仕舞いを行ってくれると想像しがちですが、賢狼的にはシンプルにシステムトレードのストラテジーを捉えています。

一言で言ってしまえば、適当に作った取引ルールを過去の一定期間内でバックテストをして、それなりの勝率と利益率になった取引ルールをストラテジーと呼んでいると思います。

そしてこのような一定の取引ルールに基づいて粛々と取引を繰り返す手法が、将来(未来)も同様のパフォーマンスを数字として残せる可能性は低いと思います。思うというよりは、その可能性は低いと確信しています。

バックテストとカーブフィッティング

今日のお話はFX(為替取引)のシステムトレードですが、バックテストやカーブフィッティングについてお話を進める上で、株式取引用語や株式取引手法を例題にしながら、解説をしたいと思います。なぜならば、わっちは株式取引の経験しかないからです( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

株の取引で有名な理論としては、ゴールデンクロスやデッドクロスがあります。例えば「25日移動平均線が75日移動平均線を下から上へ突き抜けたら買いシグナル」、「25日移動平均線が75日移動平均線を上から下へ突き抜けたら売りシグナル」というのがあります。

しかし、この理論通りに長期間の取引を行うと、間違いなくトータル損益はマイナスになります。個別株では、利益になる銘柄もあるかもしれませんが、全体をみれば間違いなく損失を出します。

短期間ではプラスになることもあるでしょう。しかし、長期間のジリ貧相場やリーマンショックのような確率統計論の枠から外れた想定外の環境下では、一定のルールに沿った取引は強烈なドローダウンを計上しがちなのです。

カーブフィッティングとは

一般的にゴールデンクロスやデッドクロスは、シグナルの発生が遅れがちです。それを調整する目的で各種指標などをシグナル発生の条件に組み込んで、勝率と利益率を高めようとします。例をあげれば、「RSIが90を超えている時だけ買いシグナルとして採用する」とか、「前日の日足チャートが陰線の場合だけシグナルとして採用する」などです。

こうして、条件をこねくり回すと最大公約数的な売買ルールが出来上がります。過去10年間で勝率80%以上とか、収益率が400%といった一見すると「株式取引の必勝法」を作り上げたように感じられますが、これが「過度なカーブフィッティング」の顕著な例です。

カーブフィッティングを行えば行うほど、試行回数が減少していきます。つまり特定のニッチな条件下でしか通用しない取引ルールになってしまうのです。

わっちは決して無知な訳ではありません

大した取引ツールが整っていない15年以上も前に、株式取引必勝法が存在すると信じて、日夜研究に没頭していた時期がありましたが、その時に既に結論は出したのです。

賢狼パニ(・∀・) 「原資産の値動きが全てであり、原資産から派生する各種指標をいくら混ぜ混ぜしても、原資産のチャート以上に価値のある物を作り出すことは出来ない」

これが結論なのです。例えば、「騰落レシオが110を超えているから買われ過ぎを示唆している。相場が崩れるサインなので、売りから入るべき」といった証券アナリストの解説等をよく見かけますが、これらはすべて後講釈なのです。

騰落レシオが110を超えた状態で、株価がその後、数週間も上昇を続けた事例などいくらでもあります。騰落レシオ信者は、タイミングよく株価が下落して儲かった経験から、騰落レシオの買われ過ぎ状態は売りのサインと力説しますが、騰落レシオが110を超えた状態で株価が上昇する事例には目を背けます。これも一種のカーブフィッティングと呼べると思います。

では、なぜFXのシステムトレードに興味を抱いたのか?

こらから先、賢狼パニが株式取引やFXを20年間ほど続けるとします。そうした長い期間の中で、「たまたま2018年頃にシステムトレードを始める」という、大きな期間内の「裁量取引」なのです。つまり、システムトレードを採用する決断をすること自体が、いうなれば裁量取引なのです。

先月のブログでも数回ほど書きましたが、わっちは「裁量取引こそが利益への最短経路」と信じています。今回の試みは、その最短経路という道が「PCの前に座り続けるデイトレ」ではなく、「バックテストでしか検証されていないストラテジー」に代わるだけのことなのです(・∀・)

あくまで個人的な2018年度~2019年度の株価予想を披露します

この相場観は賢狼の独断と偏見で満ち溢れていますので、その点をご了承ください。まず、為替相場は円高へと動きます。理由は日本国債の供給不足による円高要因です。また、アメリカ経済は一種のバブル経済になっており、近いうちに強烈な巻き戻しが起こると考えています。

ですので、賢狼の来年の戦略としては現在の株価よりも、2000円程度下のプットオプションを購入し続けたいと考えています。まあ、一攫千金狙いの願望トーク全開ですが、面白い取引になると考えています。

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タイ×1

この記事の拍手コメント

2017.12.03 02:35 名無しさん

年利数割の世界で満足できないならシストレは難しい。金も技術も何も持たない40代は相場師として勝負するしかないってことでしょ。

2017.12.03 19:28 北の国から

こんばんは。相変わらず迷走していますね、年を取ってくると金銭の喪失はもちろん、時間の喪失がかなり痛いですよ。読んだ感想を簡単に書くと「同じ過ちを繰り返す壮大な旅に出られた」というところでしょうか。11月の収支は大きな損切もありましたが+60万円ほどになりました。オプションで大きく儲けられるといいですね。

コメント

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