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日本は移民受け入れ世界第5位(2015年)

専業トレーダーの孤独な生活

こんばんわ(・∀・)

今日も元気に原付で派遣の仕事で頑張ってきた賢狼パニ@体調が良いです。昨夜もブログ執筆後にヨガを二時間ほどしました。お尻と股関節周辺を中心に、痛気持ち良い時間を堪能して心身ともにスッキリです。ヨガをした後に寝ると、眠りの質が良くなるみたいで、朝起きた時から体調がいいです。一度このことを体験してしまうと、病みつきになります。

さて、本日は今現在世界中で話題や問題になっている移民や難民問題について考えてみたいと思います。なぜ、このことを書こうと思ったかといいますと、現在の職場にも外国人の方々が約40%ほど居られるからです。

最初に断っておきますが、賢狼は学生時代にアメリカへ留学していたくらいですから、日本国内の外国人に対して偏見などは一切ありません。また、サラリーマン時代にも外国人留学生を最大で10名ほど雇用していたこともありますので、どちらかというと外国人に対してポジティブな印象を持っています。

難民受入に関しての日本政府の方針

日本は海洋国家ですので陸続きに越境しての不法難民という形はあまりありません。流入方法は一般の旅行者と言う形で空路か海路で入国した後に、イミグレーションで「実は難民です」と申告するのが一般的です。最近でも毎年一万人ほど難民申請をされているみたいですが、日本政府が昨年に難民認定した人数は28名だそうです。つまり、日本政府は難民申請者の99%を「経済難民」と認識して、難民認定拒否をしているという事です。

国家や住んでいる地域で迫害を受けて逃げてきたという形の人は、殆どいないという事ですね。日本周辺にそのような国家が存在しないのが理由です。仮にわっちが難民として日本から逃げ出そうと考えた時に、さすがに地球の裏側のアルゼンチンやヨーロッパへ逃げようとは思わないのと同じですね。賢狼なら台湾とか東南アジアかアメリカを目指します(・∀・)

日本の難民認定までのステップ

日本では難民申請をされた外国人に対して、難民審査の結果がでるまで(一般に半年~1年後)の間は居住許可を与えます。更に就労許可も与えますので、審査結果が出るまでは働く事が出来るのです。そして、当然ですがほぼ、間違いなく、確実に難民申請は却下されます。調査結果は迫害を受けて日本へ来たのではなく、経済的に裕福になる為に来たからと認定されるからです。

そして、ここで不思議な事が起こるのです。難民審査に落ちても、再度、難民申請をすると次の審査結果まで再び在留許可が下りて日本国内で働けるのです。ですから、この制度を悪用(活用)して日本にずっと住んでいる自称難民の方が多いのが日本国内の実情なのです。

賢狼的には日本らしい穏やかな対応だなと感じますが、それでも日本政府が年間でたった28名しか難民認定しないのは驚きでした。ちなみにこの日本政府の対応に関する世界の反応は「大絶賛」みたいです。ヨーロッパやアメリカ、カナダ、オーストラリアみたいに多数の難民を受け入れている国家から見ると、この難民を事実上認定しない日本政府の方針は「さすが日本」と言われているのです。

グローバル化を世界中で叫んでいる21世紀ですが、それは経済や物流の話であって、自国民と自国の安全を最優先とする日本政府の基本方針は骨太な信念があり、諸外国から非難されても頑として難民を認定しない日本政府は「世界で最も賢い政府」と呼ばれているのです。

移民問題

次のお話は移民のことです。移民の定義は「日本国内に一年以上居住する外国人」となっています。これには留学生や駐在外国人サラリーマンなど多種多様なビザを持った外国人を総じて移民と定義しているのですが、なんと日本は移民受け入れ世界第5位(2015年)なのです。おそらく2017年は世界第4位になると言われているくらい、日本は国内に住んでいる外国人が多い国なのです。

幸い、日本ではあまり外国人の犯罪について問題になることはありません。これは日本人が外国人に対してあまり拒絶感を抱いていないからだと思います。日本は宗教的には無宗教の国家ですので、外国人の宗教に関してとやかく問題視することはありません。「ブッダとイエスキリストが同じ部屋で生活をする漫画」が大ヒットするような国ですからね(・∀・)

外国人技能実習生制度だけは納得がいきません

賢狼がすっごく嫌だと感じる制度がひとつだけあります。それは「外国人技能実習生制度」です。この話はおにぎり工場で働けなくなったから嫌いだと言っているのではありません。結果的には賃金の安い外国人が増員となったので、日本人で時給1000円の賢狼は日本人枠が縮小してバイト先を失いましたが、それはそれで良いのです。

賢狼が大嫌いだと言っているのは、外国人技能実習生を受け入れている企業の受け入れ方です。1年~3年契約で外国人がおにぎり工場などへ入社しますが、通訳がいるのは初日だけで、あとは身振り手振りで仕事を教えます。その後も日本語を話せないままの実習生がほとんどです。なぜでしょうか?

賢狼パニ(・∀・) 「そりゃあ、自分の周りに同郷の同僚が数十人もいれば、日本語を話す必要がないからです」

賢狼がいた部署の上司はブラジル人とフィリピン人でした。日本語は上手に話しますが、母国語ではありませんからちょっと変な日本語です。そしてその部署に日本人は賢狼以外では二人しかいません。国籍もバラバラでブラジル・フィリピン・ベトナム・中国・パキスタン・カンボジア・ネパールなどなど、共通語は身ぶり手ぶりです(笑)

このような職場で日本語を覚える事など出来る筈がありません。賢狼はてっきり会社が週に数時間でも日本語の授業を行っていると思っていたのですが、退職するまでの期間にそのようなことは一切ないそうです。おにぎり工場以外の会社では、そういった取り組みを行っているかもしれませんが、賢狼が通っていたおにぎり工場ではそのような文化的な教育は一切行っていません。よくもこれで「技能実習」と言えたものです。

要は最低賃金で働いてくれる労働者を貨幣価値の低い外国から集めてきただけです。正直言って日本人として恥ずかしく感じてしまいました。最低でも週に5時間くらいは会社が日本語講師を呼んで、日本語の授業を必須とするくらいの法改正が必要だと感じました。

なぜ賢狼が嫌悪感を感じるのか

それは、歴史が証明しているからです。現在、ドイツではシリア難民を100万人ほど受け入れて、国家が転覆しそうなくらいの大問題になっています。しかし、これはドイツがシリア難民に対して寛容だったというよりは、ドイツが過去に低賃金で働く労働者不足を解消するために、ドイツ語を全く話せない外国人労働者を大量に雇用していた歴史があるからです。

つまり、ドイツは過去に外国人に単純労働をさせて、経済的に美味しい思いをした経験があり、今回もそのような下心があった訳です。そして蓋を空けて見れば想定以上の人数が流入してしまって慌てているのが実情です。

ドイツも技能実習生制度みたいなものを活用していた過去があります

ドイツではその昔、期限限定で外国人労働者を受け入れていました。そして期間が満了となると産業界から「せっかくの低賃金労働者を帰国させるのはもったいない」という声が高まって、移民という形で労働者を受け入れるようになったのです。その結果、ドイツ人が職を追われる形となり、社会問題となってきたのです。そこへ来てのシリア難民100万人問題です。日本もこのまま日本語を話せない実習生を受け入れるだけでは問題はありませんが、もう少し人間として丁寧に接する法整備をしないと、いつの日か取り返しのつかない日が訪れる様な気がします。

まとめ

繰り返しますが、わっちは外国人は大好きです。自分が住んで楽しいと感じる日本で、外国人の方も楽しいと感じて生活をしてもらえるのなら嬉しい事だと思います(・∀・) ただ、危険だったりキツイ仕事を低賃金で請け負わせる形だけでの外国人労働者受入というのであれば、それは双方にとって好ましい事ではないと思います。これは貨幣価値が高い国が、貨幣価値の低い国の人を奴隷として扱っているのと同じだと思うのです。

それでも外国人労働者を政府が受け入れるというのであれば、日本人と同賃金にすべきだと思います。この問題は、ドイツが日本と同じような形式で移民受け入れを始めて、大問題となっているのを見れば決して対岸の火事ではすまない事象なのです。

この記事の拍手コメント

2017.06.22 10:38 名無しさん
素晴らしい記事です

コメント

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